勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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604:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/12(月) 18:30:50.09 ID:X4eygvxo0
『甲板』


ヌリヌリ…


剣士「そうそう…隙間に入れ込む感じで塗り込むんだ」

学者「こりゃ全部やるの大変っすね…」

剣士「木材が縮んでそこら中スッカスカだよ…大きい隙間見つけたら教えて?下から板を当てて来る」

学者「へい!!」

盗賊「よう!!手伝いに来たぜ?」

剣士「あぁぁ助かる…練り物を板の隙間に塗り込んで欲しいんだ」

盗賊「これだな?」

剣士「うん!まだ甲板しかやって無いから船首の方とか船尾も全部塗って欲しい」

盗賊「こりゃ練り物足りるんか?」

剣士「姉さんが作り増してくれてるさ…えーと!大きな隙間を見つけたらソコに何か目印置いといて…後で処置する」

盗賊「分かった!ほんじゃ俺は船尾側行くわ」

剣士「船尾楼のスキ埋めはもう住んでるからその後ろ側ね」

盗賊「分かってる分かってる!!リコルは船首側頼むな?」

戦士「承知…」スタ


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『2時間後』


ゴシゴシ ゴシゴシ


剣士「骨粉と貝殻の粉を撒いて行った所からブラシでしっかり擦って!」

学者「へいへい…」ゴシゴシ

盗賊「うはぁ…俺がミライに掃除させられる事になるとはよう…」ゴシゴシ

女オーク「ウフフ…」ゴシゴシ

剣士「…これで水が流れて行く所に上手く溜まってくれれば良い」マキマキ

盗賊「これで仕上げか?」

剣士「まだ!!油をしみこませたボロキレで全部拭く」

盗賊「まだ在んのか…そろそろ腰が痛くなって来たんだが…」

剣士「今までほったらかしにしたツケだね…時間一杯有ったのにさ」マキマキ

戦士「磨き終わった所から油で拭けば良いのか?」

剣士「うん!!油を直接垂らすのはダメ!!ボロキレに染み込ませて薄く塗る…その後おが屑撒く」

戦士「ハハ中々にいろいろ工程がある…」

剣士「船の手入れという意味だと本当は船内も全部やった方が良いね」

学者「あぁぁぁ…なんかミライ君がいつも作り物してる理由が分かって来やしたよ…」ゴシゴシ

盗賊「何やるにしても手間が掛ってんだ…」ゴシゴシ

学者「一朝一夕じゃ何も出来んてこってすね…」


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