勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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586:名無しNIPPER
2022/12/12(月) 18:15:20.14 ID:X4eygvxo0
学者「ミライ君…やっぱり少し狙いが逸れやすね…クロスボウの調整じゃ限界っすかね?」

剣士「それ多分ボルトの側が問題なんだよ…心材に木材を使ってるから微妙に曲がってるのさ」

学者「ボルトが軽い分威力も微妙なんすよね…」

剣士「飛距離は相当出るから火矢みたいな使い方が良いかもね…ボロキレと油は一杯有るからさ」

学者「火矢…なんつーか使う想定が出来んっす」

戦士「そうでも無い…陸沿いの航海は海賊船に遭遇しやすいから対海賊船であれば使い道も…」

盗賊「海賊?」

戦士「この船では海賊達が乗るスクーナーからは逃げられない…だから火矢で対向するのは有効だと思う」

盗賊「なるほど!!帆を燃やしちまえば勝ちか」

学者「大砲の飛距離に勝てるとは思えんのですが…」

戦士「そのクロスボウの飛距離は?」

学者「目視で200〜300メートルっすね…大砲は1000メートル以上飛ぶっす」

戦士「それは戦場で使って居る大砲の話…海賊の持つ大砲は大きくて丸い砲弾」

学者「丸い砲弾?それ旧世代の大砲じゃないっすか…」

戦士「そもそも揺れる船で1000メートル向こうの標的には命中しないから近距離で威嚇目的で使うのだよ」

学者「あぁぁそれなら旧式で十分って事っすね…」

戦士「だから連射の聞く火矢が有効だと思う…200メートルでそこそこの命中があれば脅威な筈」

剣士「火矢を作るのは簡単だから作りためておくよ」

戦士「もしも一気に接弦されて乗り込まれる様な事があれば…この鎧と盾が役に立つ」バンバン

盗賊「立た無ぇよ!!そんなもん銃器で一掃だ」

剣士「相手が銃器を持って居た場合は?」

盗賊「そらお前…ドンパチになっちまう」

戦士「フンフン!!」バンバン

盗賊「その鎧と盾で耐えるってか?マジか…人間キラーマシンだな…」

戦士「戦士とはそういう役だ」

学者「なんか連携の取り方が分かってきやしたねぇ?」


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