勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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564:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:50:53.02 ID:ckhR7HQw0
『キャラック船』


ガヤガヤ ドタドタ

木材は荷室に隙間なく積めぇ!!

残りの物資は船底だ!表示を忘れるな!?



剣士「これ…昨日の今日でどういう事かな?」タジ

盗賊「半ば強制的にこういう事になってんのよ…詳しい話は誰に聞いても分からんだとよ」

剣士「まぁ…荷室は空だったから良いんだけどさ…」

盗賊「兎に角責任持って荷を運ばにゃならんくなった…今までみたいにチンタラ出来なくなった訳よ」

剣士「チンタラって…」

盗賊「このメインマストの横帆が全然意味無くてな…速度が出なかったんだ」

剣士「そうだったんだね」

盗賊「後ろの三角帆と同じ様にしたい訳だ…帆下駄も吊り変える必要がある」

剣士「そっか!!でっかい三角帆にしたいんだね?」

盗賊「そういう事だ…ほんでリッカにはかなり重労働をしてもらう事になる…大丈夫だな?」

女オーク「丁度体を動かしたかった所…狭い部屋で縮こまって居たから…」

盗賊「ようし!!そうと決まったらやるぞ!!」

剣士「僕は布を縫い合わせて行けば良いね?」

盗賊「うむ…船尾楼の中に買い付けた布と糸を入れてある…沢山は無いから無駄の無い様にな?」

剣士「おっけ!!」

盗賊「ほんでな?外した横帆…ぼろ布なんだが手が空いたらハンモックでも作ってくれ」

剣士「おぉ!!工夫し甲斐があるなぁ…」

盗賊「任せた…じゃぁリッカ!!帆下駄に上がるぞ!来い!!」スルスル


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