勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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550:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:40:59.95 ID:ckhR7HQw0
『焚火』


メラメラ パチ


盗賊「やっぱこんだけ火が強いと暖かいな…」ふぅぅぅ

女オーク「薪はこれぐらいで一晩持つ?」

盗賊「十分だ…こりゃ倒木でも有ったのか?」

女オーク「沈没船の残骸が崖の向こうに有ったのよ」

盗賊「なぬ!?他には何か無いのか?」

女オーク「残骸だけ…使えそうな物は何も無かった」


タッタッタ


剣士「大漁大漁!」ドサドサ

盗賊「おいおい…こんなに沢山食い切れんが…」

剣士「持って帰るに決まってるじゃない…もう一回獲って来るぅぅ!!」タッタッタ

盗賊「ヤレヤレ…これどうやって食うんだ?」

女オーク「大き目の葉に包んで焼くの…ミライの大好物」

盗賊「ほう?ってことはお前も大好物だな?」

女オーク「私は…」

盗賊「こんだけ沢山あるんだ…腹いっぱい食うぞ…ええと?どうやるんだ?どの葉に包むのよ?」ガサガサ

女オーク「私がやるわ…」テキパキ

盗賊「そういや姉御も同じ様な物作ってたな…葉に芋を包んで土の中に埋めるんだ」

女オーク「そういうやり方も有る…木の芽は直ぐに柔らかくなるから焚火の近くに置くだけ」


タタタターン!





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