勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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542:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:35:37.53 ID:ckhR7HQw0
『船尾楼』


ユラ〜リ ギシ


盗賊「ロボ…お前はしばらくこの部屋からは出ない方が良さそうだ…ここならそれほど寒くない」

ロボ「ピピ…」シュン

盗賊「どうも無理させてた様だ…悪かったな?」

盗賊「お前用の毛皮が有るのは良いが…自分で発熱しないから保温になって無いのがなぁ…」

学者「ああ!!」

盗賊「何だ急に?」

学者「ソレっすね…発熱させれば良いっすね」

盗賊「何か案が有るのか?」

学者「白金…プラチナっす…プラチナは油と反応して発熱するんす」

盗賊「んなもんそうそう手に入らん…」

学者「機械の中に色々使ってるんすよ…ガラクタでも集めればいくらか回収できるんす」

盗賊「ふむ…地庄炉村でガラクタ探してみるか…10年前はあの辺もいくらか戦地になってた筈…」

学者「姉御の計画では地庄炉村の後は何処に行く感じなんすか?」

盗賊「盗賊ギルドから支援を得て荷を運ぶ先がフィン・イッシュなんだが…詳細が書かれていない」

学者「信用できるんすかね?」

盗賊「確かに…用心はしておかないと足物見られそうだな」

学者「どうやって接触するんすか?」

盗賊「酒場でコブラ酒を注文するらしい…その後向こうからアクションが有るんだとよ」

学者「うほーなんか楽しみっすね」

盗賊「俺は気に入ら無ぇがな…どうせ見定められてるんだろう…」---姉御抜きで話が通るんだろうか---


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