勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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534:名無しNIPPER[sage saga]
2022/12/11(日) 12:30:28.86 ID:ckhR7HQw0
『船出』


ユラ〜リ グググ


盗賊「桟橋から離れりゃこっちのもんよ」

学者「やりやしたね?」ガッツ

盗賊「ゲス!!とりあえずお前が舵やれ!!船尾楼の内側にある」

学者「舵が楼の内側にあるタイプなんすね?」

盗賊「おう!!もう扉の錠は開けてある…あとは何とかして慣れろ」

学者「分かりやしたぁ!!」ダダ

盗賊「リッカとミライ!!帆の開き方は分かるか?」

剣士「何とか…ロープが凍ってて硬い…うぬぬぬ」グイグイ

盗賊「まぁ…ここまで来たら誰も追っては来れんから落ち着いてヤレ…俺は船首側の縦帆を開いて来る」ダダ

女オーク「ミライ!?そこは私がやるから…あなたは下に降りてロープを引っかける役をお願い」

剣士「分かったよ…」ピョン スタ

女オーク「よし!!」グイ シュルシュル


バサバサ


剣士「これ…漁船の時と一緒かな?」

女オーク「多分…私もそっちに降りる」ピョン ドスン

剣士「確か…この引っかけにグルグル回して…」グルグル

学者「お?お?お?…横に流れて…」

盗賊「おいゲス!!動き始めたから舵切って上手い事進めろ!!」

学者「へ…へい!!」グイ


ユラ〜リ グググ


盗賊「縦帆開くぞ!!」バサ

女オーク「ミライ!!今度は後ろの三角の帆を!!」ダダ

学者「おぉ…どんどん陸から離れて行くっすね…」

盗賊「ふぅぅぅ…後は慣れだな…しかし雪に月が反射して夜でも明るいのが救いだ」

学者「兄貴ぃ…これ2人じゃやっぱきつかったっすね?」

盗賊「だな?丁度良く人員を確保出来て良かった」


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