446:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 11:54:39.32 ID:ZniVZVNC0
『落下する瓦礫』
ピョン シュルシュル スタ
女海賊「はぁはぁ…これヤバいなぁ…頭もクラクラする」
アサシン「女海賊!!こっちだ!!まだ飛び移れる大き目の瓦礫が残って居る」
女海賊「魔女は何処行ったん?」
アサシン「目の前で消えた」
女海賊「マジか…祈りの指輪は効果無かったんか…」
アサシン「魔女は石にでも姿を変えて落下はなんとかなるだろう…それよりもお前だ」
女海賊「ロック鳥が飛んでた筈なのさ…肝心な時に見当たんない」パシュ シュルシュル スタ
アサシン「よし来たな?あそこに見える瓦礫が元来た階段の付近だ…あそこまで行けば飛空艇が近い筈…行くぞ」パシュ シュルシュル
女海賊「あれ?…クラクラする…これヤバイ感じかも」
アサシン「何をしている早く来い!!」
女海賊「今行く…」パシュ シュルシュル スタ
アサシン「失血している様だな?エリクサーを飲んでおけ」
女海賊「壺の中だよ…もう何も持って無い」
アサシン「ええい…お前を背負って瓦礫を渡るなぞ出来んぞ…」
女海賊「線虫は掛けてあるんだ…多分まだ行ける」
アサシン「お前は飛空艇を探せ」
女海賊「アサシンはどうすんの?」
アサシン「私はまだやり残した事がある…命の水が入っていた器を破壊するのだ」
女海賊「ほんなん逃げ遅れるじゃん」
アサシン「海に落ちてしまっては探しようが無くなるのでな…お前は上手く生きろ」
女海賊「ちょ…こっから私一人?」
アサシン「フフ…独り立ちしたのだろう?ここで道が分かれるだけの事…去らば友よ」パシュ シュルシュル
女海賊「ぬぁぁぁアサシン…」
女海賊「てかどうすんだコレ…おい出て来い妖精!!ロック鳥呼んで来い!!」
ヒュゥゥゥゥ…
女海賊「なんで肝心な時に居ないんだよ!!」キョロ
女海賊「くそう地面に足も付かないな…完全に落下してんぞ…」パシュ シュルシュル スタ
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