勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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396:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 11:15:28.61 ID:ZniVZVNC0
『天空の城』


シュゴーーーーー ヒュゥゥゥ


情報屋「見えた…あそこは崩落していない…あそこが天空の城の端だわ」

商人「このまま行って登れるかい?」

情報屋「天空の城の高度が上がってる…飛空艇では重くて上がれないわ」

商人「くそ…結構高いな…どうする?」

ホムンクルス「ぁ…」ムクリ キョロ

商人「ホムンクルス!!目を覚ましたか…」

ホムンクルス「私は一体…」ハテ?

商人「気は確かだね?」

ホムンクルス「はい…何が起きたのか分かりませんが…」

商人「君に知恵を貸して貰いたい…この気球をもう少し高く飛ばす方法さ」

ホムンクルス「ええと…球皮の大きさに依存していますので荷物を軽くするのが一番早いかと…」

商人「もう捨てられる物が何も無いんだ…」

情報屋「球皮の大きさに依存と言ったわね?」

ホムンクルス「はい…」

情報屋「この船体を球皮の代わりには出来ない?…結構気密性は高いわ」

ホムンクルス「風の魔石からヘリウムが噴出している様ですのでもしかするともう少し軽く出来るかも知れませんね」

商人「ヘリウム?」

ホムンクルス「気球には必ず風の魔石を使いますよね?それは球皮の中に空気より軽いヘリウムという気体を充填しているのです」

商人「それで船体を満たせば良いんだね?」

情報屋「風の魔石は沢山有るわ」パラパラ

魔女「ふむ…そう言う事か」

商人「魔女!!飛空艇の中を風で満たせる?」

魔女「やってみよう…」ノソリ


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