勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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389:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 11:10:23.36 ID:ZniVZVNC0
『血みどろの現場』


ドクドク ドピュ


魔女「こりゃ酷いのぅ…インドラで焼かれて再生はせんじゃろうが血だけはいつまでも湧き続けるな…」ノソノソ

アサシン「この杖で焼いて行けば良いのか?」

魔女「散らばった血はそれで焼けば良い…じゃが血の湧き場は量子転移で消し去らんとイカン」

アサシン「最後に仕事が残って居て良かったな?クックック…」

魔女「やかましいわい…さて不用意に量子転移を使うてはわらわが次元に迷う」

アサシン「女海賊が祈りの指輪を持って居ただろう…使わせて貰え」

魔女「そうじゃな…ちと借りるとしよう」ノソノソ


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魔女「これ女海賊や…主は祈りの指輪を持っておったであろう?」

女海賊「ちょ…今姉妹で慰め合ってた所なんだけど…」

魔女「続けて居って貰って構わん…じゃがリリスを完全に消し去りたいのじゃ」

女海賊「ハイハイこれ使って適当に消して!」ポイ

魔女「大分血を浴びて居るじゃろうからエリクサーを忘れず飲むのじゃぞ?」

女海賊「分かった分かった!!あっち行って!シッシッ」

魔女「なんじゃわらわの扱いが酷いのぅ…」ブツブツ


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アサシン「また随分と血で汚した物だ…」ゴゴゴゴゴゴ ボゥ

魔女「血の湧き場は他にも無いかえ?」ノソノソ

アサシン「見た通りだ…バフォメットの頭らしき物体はどうする?」

魔女「それも一緒に量子転移で消し去る…集めて置いてはくれぬか?」

アサシン「フフこの時の為のクサナギの剣かも知れんな…」スラリ

魔女「ふむ…それで突ついて一所に集めよ」

アサシン「この剣にも魔を吸い込む力が?」

魔女「さぁのぅ?効果は石化じゃったか?」

アサシン「そうだ…」

魔女「リリスを突いてそうなったのやも知れんな」

アサシン「先ずは飛び散った血を焼くのを優先しよう」

魔女「うむ…手分けして焼こうぞ」


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