勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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376:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 11:01:14.05 ID:ZniVZVNC0
『鯨型飛空艇』


フワフワ ユラ〜


魔女「…」ジー

アサシン「魔女…何を見ている?」

魔女「主らの言う最果ての地じゃ…」

アサシン「フフ…話を聞いて居たか」

魔女「わらわ達は何を目的に最果ての地まで来たと思うて居る?」

アサシン「さぁな?決着をつける為か?」

魔女「…」

アサシン「どうした?節目を見るのが怖いか?」

魔女「そうじゃ節目じゃ…明らかに節目を目の前にして居る」

アサシン「時代の節目…ようやくたどり着いた」

魔女「すでに新時代は始まって居るがのぉ…」トーイメ

アサシン「機械の目覚め…」

魔女「言うな…わらわ達の世代はここで幕引きじゃ」

アサシン「どう幕を引くつもりだ?」

魔女「それはあの2人が握って居る…」


ピョン ブラ〜ン シュタ アハハハハ


アサシン「フフ…違いない」

魔女「主には話して置こうか…わらわの紅玉の瞳…そしてエクスカリバーが何故この地まで運ばれたか…」

アサシン「ほう?」

魔女「いつの間に時の王の意思を継いで居ったのじゃよ」

アサシン「ふむ…なるほど…」

魔女「恐らくそれはわらわの責務じゃろう…」

アサシン「その意思とは?」

魔女「決別じゃ…神殺しと言えば良いか…時の王が葬ったのはすべて神じゃ」

アサシン「クックック…面白い…」

魔女「魔術師はじゃな…魔を崇拝しておる…言い変えれば魔の手先じゃ…」

アサシン「神殺し…リリスは神か?それとも魔か?」

魔女「人知を超える力を持つ者は皆神と言って良いじゃろうが…どちらじゃろうのぅ…」

アサシン「リリスが何故この地を目指したのか分からんな」

魔女「魔性の者は皆神殺しが目的じゃと思う」

アサシン「いよいよ大詰めか…クックック」


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