勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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350:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 10:26:19.84 ID:ZniVZVNC0
『小舟』


ザブン ギシ


海賊「頭ぁ!!こりゃ一体どういう事でがんすか?」

女戦士「成り行きでオークを保護する事となった…船に乗せて居室にでも詰め込んでおいて欲しい」

海賊「この数じゃ乗っ取られ兼ねんでがんす」

魔女「わらわが一度船へ戻ろうかの?それなら良かろう?」

女戦士「そうしてもらえるか…傷付いたオークの手当てもある」

海賊「分かったでがんす」

女戦士「先に傷付いて動けんオークを運んでくれ」

海賊「こりゃぁ7体づつ位じゃないと運べんでがんすね…」


チュドドドドドーン!!


女戦士「んん!?」クルリ

女海賊「お姉ぇ!!まだ機械の兵器あるっぽい…あっち連続8発くらいの遅い砲弾が丘の向こうに飛んでった」ユビサシ

女戦士「丘の向こう?」

女海賊「ゴーレム狙ってんじゃね?」


”ザザー”

”魔女!!聞こえるな?”

”うむ…船から見えるんか?”

”何かが飛んだのは見えた…だが暗くてこちらからは発射場所が特定出来ん…照明魔法で照らして欲しい”

”今から船に戻ろうとして居た所じゃ…”

”ちぃぃ…アレが有っては飛空艇が飛ばせんぞ…船も危険だ”


女戦士「私が現地へ行ってエクスカリバーで照らせば狙えるな?」


”出来るか?”

”よし…私とローグ…女海賊の3人で向かって見る”

”分かった…視認出来たら狙撃する”


女戦士「海賊!!お前は兎に角最速でオーク達を船に避難させろ」

海賊「がってん!!」

女戦士「ローグ!!女海賊!!…そういう事だ…行けるな?」

ローグ「あいさー!!」

女海賊「おけおけ…行こっか」



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