329:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/20(日) 10:12:16.32 ID:ZniVZVNC0
『船底』
ググググググ ギギー
情報屋「…アダムとイヴの伝説でイヴが食べたとされる禁断の果実…」
私の想像だけれど…これがエンキに与えられた神の知識だと思うのよ…その知識と言うのがきっと文字ね
文字で書物に書き残すという事を始めてそこで得た訳…
人間はこの文字を使って後世に知識の伝搬が出来る…それこそ神に与えられた力
そうやって知識を蓄えやがて神を滅ぼすまでに至った…
私達が古代の事を知り得るのもすべて文字のお陰ね…そのお陰で何が悪なのか…何が起きて居たのかが分かる
魔女「確かにその通りやも知れんな…エルフやドワーフも…オークも文字を使わんのぅ」
情報屋「そうよ…知識の伝搬が弱いから発展できない」
魔女「文字とは違う方法で知識は残して居る様じゃが…」
情報屋「一子相伝の様な伝搬方法ではダメね…誰でもその知識を得られる様にしないと…」
魔女「ふむ…それが書物じゃ…諸事詩も同じじゃな」
そして知識を蓄え続けた人間はやがて神を超える物を作り出して行く…それが機械で作られた超高度AI
この超高度AIの中に生まれた新たな意識は神を凌駕する知識をあっという間に得てしまった
女海賊「あのさ…ちっと話戻るんだけど神ってアヌとエンキとエンリルの3人だけなん?」
情報屋「私達が知らないだけだと思うわ」
女海賊「1000人ぐらいの神は何処行っちゃったんだろね?なんで3人だけ残ってんの?」
魔女「うむむ…神のみぞ知るじゃのぅ…」
情報屋「もっと当時の壁画とか石板とか残って居れば少しは分かるかもしれないのに…」
女海賊「なんか分からん事だらけでもう神様なんかどうでも良いな…むしろ余計な事して邪魔すんなって感じ」
魔女「そうやって滅ぼされて行ったのじゃろうな」
情報屋「邪魔と言うのは?」
女海賊「アヌは裁きの神だったね?…どうせ天国行くか地獄行くか決めてんのはアヌなんじゃね?」
魔女「そうやも知れん…じゃが邪魔という答えになって居らん」
女海賊「いやいや行き先勝手に決めんなよ…私等が行きたい方に行けば良いのさ」
情報屋「フフ地獄に行きたいとでも?」
魔女「ちと待てい!!アヌが選別をして居るのか…」トーイメ
情報屋「何か気付いた?」
魔女「それがそもそもイカンのやもしれぬ…ううむ」
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