勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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280:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 20:56:50.66 ID:Xx1bIi7d0
『一時間後』


ガチャリ バタン


女戦士「ふぅ…スッキリした」ホクホク

情報屋「湯が熱すぎて…」

商人「食事が来てるよ…食べると良い」

女戦士「外で食べると思って居たが…」

商人「夜間は外に出るの控える様にお達しが出てるのさ…禁止では無いけどね」

女戦士「なるほど…」

商人「ガーゴイルの角が高値で売れるから民兵が沢山出て割と安全なんだけどね」

女戦士「まぁゆっくりして良いのだな?」

商人「そうだね…まぁ食べてよ」

情報屋「頂くわ…珍しい食材ばっかり…」モグ

女戦士「さてこちらでは…沖で停船している私達の船がどう見えているかなのだが…」

商人「あぁ一般の人は商船が浅瀬で近寄れないでいる様に見えて居るよ…海賊船だなんて誰も思ってない」

情報屋「他の豪族達は?」

商人「う〜ん…行く所に行けば居るんだろうけどねぇ…取引所では見ないなぁ」

情報屋「行く所って?」

商人「娼館だね…あと酒場とかカジノ?」

女戦士「フフ分かりやすい連中だ…」

商人「まぁ豪族に慌ただしい動きみたいなのは無さそうだね…それよりも一般の人が僕達の船に期待してるよ」

女戦士「期待と言うと?」

商人「内海で商船が動けないからみんな陸に上がって人で溢れかえってるんだ…ドワーフの海賊達はもう乗員確保したらしい」

情報屋「船乗りの仕事が無くなって居た訳ね…」

商人「そういう事…物資も滞留してるから船が動かせるなら直ぐに商人達を集められるよ」

女戦士「すべて良い方向に転がって居そうだ…」

情報屋「その様ね…」

女戦士「ところで女狐はどうした?」

商人「僕達とは距離を置いて居るのさ…貴族や豪族…それから王室とも上手く繋がってる」

女戦士「今回の件で株を上げたな」

商人「そうだね…やっぱり諜報活動だと実力ナンバーワンだよ」


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