266:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 20:47:48.53 ID:Xx1bIi7d0
『砲撃甲板』
スタスタ
女海賊「めちゃくちゃ広いなぁ…迷うわコレ…」
魔女「ふむふむ…退魔の方陣では欠けが出てしまうから呪符を貼って居るのじゃな…」キョロ
女海賊「このお札ってオークの呪術?」
魔女「シン・リーンにも昔呪術を研究して居った者が居る…恐らく黒の同胞になったのじゃろう」
女海賊「ほんじゃまだどっかで生きてるんだね」
魔女「そうじゃな…流れからして公爵と共に行動して居りそうじゃ」
女海賊「魔女はこの呪符ってやつ作れないん?」
魔女「作れるが手間が掛るであまりやらんのぅ…退魔のエンチャントの方が得意じゃ」
女海賊「まぁ同じようなもんか…」
魔女「呪符の方が効果が強い…じゃが紙じゃで耐久性に劣る」
女海賊「なるなる…」
ゴツン!
女海賊「あたっ!!大砲邪魔!!」ドカ
魔女「よそ見して歩くのは危ないぞよ?」
女海賊「この大砲デカいクセに飛ばないし無駄なんよ!!」
魔女「威圧にはなっとる様じゃが…」
女海賊「こんな大砲沢山乗ってても船に乗り込まれた時点で終わりだよ…大砲撃ってる奴なんか裸同然だから」
魔女「じゃから海賊は早い船を好むのじゃな」
女海賊「そそ…大砲なんか食らっても直ぐに沈まないから一気に乗り込む方が全然強い」
魔女「ではこの船はどう運用されるのじゃ?」
女海賊「どっしり構えて他の早い船に補給すんだよ…あとは休息?」
魔女「つまり早いスクーナーが主戦力なのじゃな?」
女海賊「海賊の戦い方はそんな感じ…海軍はこのクソでかい軍船沢山集めて包囲する感じで戦う」
魔女「なかなか奥が深いのぅ…」
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