勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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200:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 19:45:25.08 ID:Xx1bIi7d0
『焚火』


メラメラ パチ


ローグ「こっちは異常無しっすか?」スタ

商人「あぁ…相変わらずガーゴイルは遠くに居るね…ローグは飛空艇を追い出されたのかな?」

ローグ「そんな所っすね…姉さんが独り言話し始めたもんで…妖精と話してるんですがね」

商人「そうか…ローグは妖精の声が聞こえないんだ」

ローグ「小さな光と聞き取れない声は聞こえるんすが…」

商人「僕は不死者になってからコッチ良く聞こえる様になったよ」

ローグ「ホムンクルスさんも聞こえているみたいっすね」

商人「うん…さっきから盗み聞きしてるのさ」

ローグ「どんな事話してるんすか?」

商人「大した話じゃない…おっぱいの大きさと温度で揉めてる」

ローグ「あたたたた…本当どうでも良い話でやんす」

商人「でも不思議なんだ…ホムンクルスがどんどん人間らしくなっていくのがさ」

ローグ「変わりやしたね?運動すると言いだしたり…いつの間に寝てたり」

商人「本能的な事を妖精から教えて貰ってるのかもね」

ローグ「不死者は本能的になにか無いんすか?」

商人「う〜ん食欲も睡眠欲も性欲も無い…あ…生き血が欲しくなるのは欲求だな…なんでだろう?」

ローグ「生への渇望っすね」

商人「ワインで渇きが癒えるのは命が宿って居るからなのかも…ん?…ちょっと待て」

ローグ「どうしたんすか?」

商人「命の水…アヌがどうしてこれを集めたのか…生への渇望かもしれない」

ローグ「また閃きやしたね?」

商人「どうやって集めたのか…そうか分かって来たぞ…地球の命をどうにかして吸い取ってるんじゃないかな?」


それで地球も死にかけてる…だから生を渇望する

生き血が欲しい…戦争が終わらない理由はそれだ


女海賊「ビンゴ!!」

ローグ「姉さん…」

女海賊「明るくなってきたら出発するよ」


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