勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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183:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 19:35:08.75 ID:Xx1bIi7d0
『しばらく後_居室』


ガチャリ バタン


女海賊「お姉ぇ帰ってきたんだ?」

女戦士「インドラの光を見て慌てて帰って来たが大した事無かった様だ」

女海賊「月が出て狭間が近づいてるのさ」

女戦士「うむ…今観測をさせている」

女海賊「意味無くね?」

女戦士「月の公転の傾き具合が分かるぐらいか…」

女海賊「早い所ホムちゃんに衛星見つけてもらうだね」

女戦士「ところで今度は何を作っているのだ?」

女海賊「距離観測用の双眼鏡さ…望遠鏡だとあんま精度無いから三角法も併用すんの」カチャ

女戦士「ほう?面白そうだ」

女海賊「これお姉ぇの方が上手く作るかもね」

女戦士「双眼で見てどう距離に換算する?」

女海賊「基準になる照準と目標にピント合わせた時の差分を測るのさ…覗いてみ?」ポイ

女戦士「ふむ…なるほど」クリクリ

女海賊「いま触ってるダイアルに数値書いてるんだ…それが補正係数…あとは普通の測量だよ」

女戦士「これで対象までの距離を精度よく求めるのか」

女海賊「そそ…あとは大砲の射角調整すればドンピシャで当たる…筈…」

女戦士「大砲を撃たせるのは測量士にやらせた方が良いな」

女海賊「そだね…計算早い人が良い」

女戦士「よし!双眼鏡の構造は理解した…後は私がやろう」

女海賊「ホムちゃんが言うにはちゃんと測量すればあの大砲で600メートルの精密砲撃が出来そうだってさ」

女戦士「…という事は対象が大型の船だった場合はもっと遠距離から狙えるな」

女海賊「こっちも船で揺れてるからそう簡単には行かないと思うけどね…」



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