勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の完結
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141:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/16(水) 19:10:50.29 ID:Xx1bIi7d0
『鯨型飛空艇』


フワフワ


女海賊「はいはい早く乗って!!」

ローグ「アイサー」ダダ

アサシン「…」フラ ドサリ

女海賊「ん?アサシンは飲んだくれてんの?」

アサシン「何もやる事が無くなってな…海に出られて少しは気が晴れるかも知れん」グビ ゴク

女海賊「魔王を消して目的無くしたんか…」

アサシン「言うな…人生のすべてを掛けて辿り着いた場所が虚しかっただけだ」

女海賊「リカ姉ぇ…これアサシンヤバくね?」

狼女「そっとしておいて…」

アサシン「覚えているか?セントラルで初めてドラゴンライダーに圧倒された時の事を…」

女海賊「あぁ…100日の夜の始まりだっけ…」

アサシン「あの時自分の小ささを思い知らされた…しかし今は何も怖い物が無い…そして只虚しい」

女海賊「その心の穴は一生埋まらないと思う…私も同じだから」

アサシン「そうか…友が居たか…それならもう一人救わねばならぬ友が居る」

女海賊「もしかして…」

アサシン「公爵…奴こそ私の真の友になりうる…いや真の友だった」

女海賊「あぁ…よし!!付き合ったげようか」

アサシン「フフ…済まんな老害の戯言に付き合わせている様で」

女海賊「もう私等の時代は終わりかもね…アンタ言ってたじゃん時代の節目がどうとかさ?」

アサシン「そうだ…節目が来た…次の時代を担う者も目の当たりにした」

女海賊「影武者?」

アサシン「お前も飲むか?」スッ



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