123:名無しNIPPER[sage saga]
2022/07/03(日) 12:19:24.44 ID:zL1H8n800
『数日後_ハテノ村古代遺跡』
情報屋「…一角仙人の伝説にそんな事実があったのね」
女海賊「そんな重要な話だったかな?」
情報屋「大量の黄金の行方よ…それはニライカナイで変性されてアダマンタイトになったのは間違いなさそう」
女海賊「うん…」
情報屋「重要なのはその年代…2100年前に剣士と未来君はアヌンナキが黄金を採取しに地球へ降り立った事を知ってる」
女海賊「どゆ事?」
情報屋「アヌンナキの器も命の水も黄金もすべて奪ってると言う事…何故?」
商人「そうだねおかしいね…」
魔女「その時代は時の王の時代じゃ…時の王の証言に何かヒントは無かったか?」
商人「暁の使徒と黄昏の賢者が喧嘩別れ…」
魔女「つまり始めは仲が良かったのじゃな」
商人「こうは考えられないかい?アヌンナキの言われた通り器と命の水…それから黄金も探し求めた…でもどこに有るのか知らない」
情報屋「じゃぁ協力して黄金を集めたのは良いけど契約を履行出来なかった…だから喧嘩別れ?」
商人「アヌンナキの思惑をそこで知ったから黄金を渡すまいとアダマンタイトに変性させた…話が通る」
女海賊「アヌンナキってやっぱ悪い者?」
情報屋「地球への侵略者ね…実害がよく分からないけれどアヌンナキの中から選ばれた2人…エンキとエンリルが地球の支配者だった」
商人「その2人の神が人間を作って…その後人間に滅ぼされて黄泉に落ちた…そして魔王に」
情報屋「魔王になったのはその2人でアヌンナキ自体がどんな影響を持ってたのか不明なのよ」
商人「まぁ神様の一人なんだろうね」
女海賊「そんなんがオークシャーマンの中に入っちゃってんの?」
魔女「憑依しとるんじゃろうな」
商人「アヌンナキの思惑がハッキリと分からないのがねぇ…」
女海賊「3500年前だっけな…その当時のドリアードを虫を使って倒したのは黄昏の賢者って話だったよね」
商人「その動機もイマイチ分からないねぇ…」
情報屋「人間が作った神を復活させてしまうと都合が悪いのでは?」
魔女「ふむ…アダムは魔王に染まってしまう弱点が有ったな」
情報屋「あ!!そうか…魔王になったエンキとエンリルが力を持つ事を阻止したのかも知れない…器を奪われるのが怖かった」
魔女「神々の戦いはまだ続いて居ったか…」
情報屋「魔王とは対立の立場にあったのかも知れないわね」
女海賊「ちょい話戻るけどさ…大量の金って滅茶苦茶重たいじゃん?どうやってニライカナイまで運んだと思う?」
情報屋「そういえばそうね…」
商人「ん?そうか…2100年前に箱舟を動かした可能性もあるのか…それで頻繁にハウ・アイ島を行き来してた…」
情報屋「ハウ・アイ島を発見した探検家の日誌に巨大な箱舟らしき物が掛かれて居たから箱舟がそこに有るのはほぼ間違いない」
商人「その絵ってもう骨組みしか残ってないくらいボロボロだよね」
女海賊「ちょちょ…もう箱舟使って月には行けない感じ?」
情報屋「見てみない事にはなんとも…」
商人「何かの兵器が残ってる可能性はまだ有るね」
女海賊「ちっと見に行ってみるかなぁ…」
魔女「また狭間を迷う事になりかねんぞ?もう女戦士が許すとは思えぬが…」
商人「行くなら先にホムンクルスだね…座標さえ分かれば迷う事も無い」
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