【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/11/11(金) 22:26:38.25 ID:IHQOUw1J0
この虚脱感はどこから来ているのだろうか。
美琴という拠り所を喪ったこと、
自分は目の前にいたのに救うことができなかったこと、
その後に現れた幻影に易々とつけこまれてしまったこと、
自分の感情を弄ばれてここまで運ばれてしまったこと。
無力感や自己嫌悪、ありとあらゆるマイナス感情を煮詰めて蓄えた体はいつも以上に重力を感じていた。
全身にどっしりとのしかかるものを下ろせるのなら、そのレギュレーションなど問う気力もなかったのである。
モノミ「分かりまちた! それなら早速始めまちょう! ミナサン、それぞれの席についてくだちゃい!」
智代子「う、うぅ……やるしかないの?」
あさひ「選択肢はないと思うっす。今がどういう状況なのか全くわかんないし!」
智代子「はぁ……そうだよね」
前向きなのか後ろ向きなのかもわからないスタンスで自分の席に着く。
円形に並べられた証言台には空席が目立ち、もはや代理で建てられた遺影の方が大多数。
そのあいだ間に立っている生き残り3名はいずれも沈痛な表情をしている。
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