【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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396: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/09/17(土) 23:38:37.19 ID:d9r5Nguj0

市川雛菜は強欲な女だ。
自分のやりたいようにやって、自分の好きなことに声高に好きだと宣言する。
それでいてあさひと大きく違うのが、こいつは何もガキの我儘ばかりではないということ。
一本に通った太く根強い芯が、世界と社会とを俯瞰的に捉えている。
自分というブレないものがあるからこそ、懐疑的に固定概念を打ち破って、他の人間では踏み入れない領域に先駆することができる。
責任とか柵みとかそういった従わざるを得ないものに、彼女は屈しない。
感情というものを先に置いて結論が出せる。


雛菜「雛菜がアイドルとして終わった、その先の話をしませんか〜?」

雛菜「あなたは奪ったものの代わりに、雛菜に何をくれるんですか〜?」

美琴「私から、あなたに……?」

雛菜「……? 雛菜、何か変なこと言ってますか〜?」

美琴「……ううん、そうだよね。穴埋め……補填させてもらわなきゃね」


ある種一番残酷な仕打ちかもしれない。
自分の犯した罪をこれから先ずっと間近で見る上に、搾取をされ続ける。
市川雛菜が言うことに、もう美琴は拒否権すらないかもしれない。
ただ、それは美琴の感じている罪悪感と釣り合うだけの贖罪として飲み下すことができた。
美琴にとっては、苦しみ続けられる道を示してもらえたことに感謝すらしていただろう。



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