【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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357: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/03(日) 21:37:22.87 ID:kq3pidQz0

月岡恋鐘は証言台を離れ、元々モノクマの座っていた裁判長席へ。
他よりも高い位置に椅子のある台は、一通り全員の顔が見渡せた。
月岡恋鐘はわざとらしく咳払いを一つすると、朝礼でもするかのように声高々に辞世の句を綴った。


恋鐘「それより、次のステップにさっさと進まんといかん! 残った4人……いや、3人! みんなは新世代のアイドルになれるチケットを手にしとるばい!」


最後までこいつは、激励の言葉をかけた。
コロシアイといういつ終わりがやってくるともわからない場に無理やり連れ出したくせして、“今後”のことを語る。


恋鐘「うち、それに雛菜と美琴! 3人とのお別れを踏み台にすることでみんなはもっともっと輝けるはずた〜い!」


ただこいつはその倒錯に気づいていない。
気づく余地などない。
自分自身の計画を、理想を、憧憬を盲信している彼女からすれば“輝き”こそが絶対のものであり、そのための布石もまた間違いのないものなのだ。


恋鐘「みんな、うちん死を乗り越えてもっともっと輝いてほしか!」


だからそこにある言葉は、たくさんの人間の命を奪い、絶望を振り撒いた存在とは到底思い難いほどに……




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