【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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315: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/01(金) 23:50:59.82 ID:O/LSqR+T0

それは嬌声に近しかった。
歓喜というのには複雑なものを内包しすぎていて、それでいて奥底にはドロドロとした血生臭さも混じる。
齢20程度で経験してきたものでは全てを推し量り兼ねる、そんな文脈の上に乗る声だった。
その声を発した人物は体操選手のように軽やかに降り立って、興奮で鼻息を荒げていた。
私たちの顔を一通り舐め回すようにすると、頰に手を当て今度は恍惚の表情。
よほど気に入ったのか知らないが、体をくねらせて飛び跳ねる。
その姿は私たちの見慣れたものとは、かけ離れて見えた。


智代子「緑のエグイサル……そこに恋鐘ちゃんはいたんだね」

恋鐘「そ〜! 二択で持ち堪えたときは凌げるかと思うとったとに、美琴の覚悟には腰ば抜かしてしまったと!」

恋鐘「まあ腰を抜かしとるのはうちだけじゃなかけど」

あさひ「……」

あさひ「ルカさん、いつまでもそうしてたってしょうがないっすよ。ちゃんと終わらせないと、美琴さんの死だって無駄になるっすよ」

(……あ?)

(……あいつ今、なんつった? 美琴が……)

(……………………………)

(いや、そんなわけねーって聞き間違いだよ、聞き間違い)

(美琴が死ぬわけ、死ぬわけ……死ぬ、わけ……)

(美琴が??? 死んだ???????????)


(美琴美琴美琴美琴美琴美琴????????? 死死死死死死死死死死死?????????????????)





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