【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.4
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309: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/07/01(金) 23:43:10.04 ID:O/LSqR+T0

裁判場内に、声が響いた。
困窮する私たちにとって最高に都合のいい文言は福音のようで。
実際称するように、その福音は私たちの頭上から聞こえてきた。


エグイサル赤『なんつーか、方法自体は最初っからアタシたちの前にあったんだよ』

エグイサル緑『きゅ、急に何? 何を勝手な______』

エグイサル赤『でも、その方法は……ちょっとだけ、勇気が必要で……』

エグイサル赤『覚悟もめっちゃ必要だから、なかなか踏み切れなかったんだよね』


でも、それは福音なんかじゃなかった。
キンキンと耳から全身に突き抜ける、終末を告げる喇叭。
その音色は醜悪な不協和音で、そして、聴き慣れていた。


エグイサル赤『でも、今の透ちゃんの言葉を聞いて……心臓がトクンって……』

ルカ「お、おい……オマエ、何を言い出してんだよ……!!」

エグイサル赤『どうやら、私も腹を括ることができたようなんだ』

エグイサル赤『みなさまに……お別れを告げる覚悟……』

エグイサル赤『そして、みんなに全部を託す覚悟ができたんだよ!』

ルカ「おい、やめろ!! それ以上喋んじゃねーよ!!」

エグイサル赤『カーテンコールは必要ありません。これは一瞬で終わる、単純な幕引き』

ルカ「口を閉じろ、やめろ、やめてくれよ!!」



エグイサル赤『私が……この、赤いエグイサルに乗っているのが……っ!』






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