ゆるっと進めていくドラゴンボール
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44: ◆oAlwG3757k
2022/06/19(日) 21:20:07.19 ID:4Ip/tH3r0
「今日もいい天気ね〜」

青空の下、一人の少女…と呼ぶには少し成長している少女が伸びをした。
髪はイチゴを連想させる鮮やかな赤。
肌は、生クリームを連想させる清らかな白。
そして目はスポンジを連想させる優しい黄色。
白いTシャツに、これまたスポンジを連想させる優しい黄色の長ズボンをはいている。
彼女をみた人間は十人中十人が彼女をこう表現するだろう。
“パフェを様だ”と。
彼女の名前はフエパ。
愛らしい少女に見えるが、その実、天下一武闘会の本戦まで行った猛者でもある。
彼女は強かった。
小さな頃から喧嘩では、大人の中でも敵う者はいないほどに。
そして、自身と渡り合える者を探すため、天下一武闘会に出場したのである。
はたして、そこには多くの強者がいた。
特に、あの世界を恐怖に陥れたピッコロ大魔王の生まれ変わりを自称するマジュニア。
それに相応しい実力を持っていた。
そして、孫悟空。
何と天下一武闘会中に結婚しやがったトンデモ野郎である。
しかも、その“ケッコン”の意味を知らなかったのだから尚更驚きだ。
その他にも、神様が出場したりと色々とおかしい武闘会だった。
しかし、だからこそ。
あれほどまでに血湧き肉躍る闘いは初めてだった。
フエパはその闘いを思い出し、笑みをこぼす。
彼らは愉快な奴らだ。
一生一緒に居ても飽きないだろう。
フエパはもう一度伸びをし、再び歩きだす。
あれから5年。
ケッコンした悟空とチチやその他にも本選へ出場したものが数多くいる亀ハウスへ。

ちょっかいをかけに行くために。


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