【ガンダムSS】「転生したらシャアだったので安価で宇宙世紀を生き延びる」
1- 20
232:名無しNIPPER[saga]
2022/07/18(月) 18:26:42.37 ID:x/OoULtXo
シャア「今まで君に隠していた事がある」

ハマーン「隠していた事?はっ!まさか!!」

シャア「少なくともハマーンの考えているよう事ではない」

ハマーン「そうなんですか?だったら何を?」

シャア「私はシャア・アズナブルであってシャア・アズナブルではない。私はこことは違う別の世界から転生してきた存在なんだ」

シャア「信じて貰えないかも知れないが、これは事実なんだ。嘘だと思うなら…」

ハマーン「知ってましたよ」

シャア「はい?」

ハマーン「知ってました」

シャア「いつからだ!?」

ハマーン「ジュピトリスがアクシズに一度目の寄航をした時です」

シャア「最初からじゃん!!」

ハマーン「実はシャアが来るのが遅いから一回戻ったんです。そうしたらお父様とスミレちゃんに話してるのを偶然盗み聞きしちゃって」

シャア「そうだったのか。だったらどうして私との関係を続けた?私は君を騙していたんだぞ」

ハマーン「私は貴方しか知りません」

シャア「なに?」

ハマーン「転生したとかしてないとか、そういうのは関係なくて。私は今のシャア・アズナブルしか知りません。だから私が好きになったのは紛れもない貴方なんです」

シャア「……」

ハマーン「なんとなく感じていました。私への距離感を。それってきっと負い目なんですよね?シャアじゃない自分が騙して付き合うだなんて本当にいいのかって」

シャア「参ったな」

ハマーン「だからずっと我慢してきました。貴方がいつか自分のことを打ち明けてくれる日を。思った以上に待たされましたけど!」

シャア「それは本当に済まない」

ハマーン「どうしてこのタイミングだったんですか?」

シャア「それは、情けない話だが道中にこの話を切り出してハマーンとの関係が悪化した時の事を考えたらな」

ハマーン「えぇー!そんな事でですか!?」

シャア「そんな事ではないだろう。数年も気まずい思いは勘弁だ」

ハマーン「それはそうですけど。はぁ、そんな理由で待ちぼうけをされた私って一体」

シャア「だから私は決心した事が二つある。一つは私自身の事。そしてもう一つは私の事を知ってもなお、好きだと言ってくれた時に決めていた」

シャア「ハマーン、君に私の妻となって欲しい」

ハマーン「そ、それって!!」

シャア「結婚しよう」

ハマーン「はい!!幸せにしてくださいね!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
463Res/301.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice