【ガンダムSS】「転生したらシャアだったので安価で宇宙世紀を生き延びる」
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185:名無しNIPPER[saga]
2022/07/12(火) 19:15:27.31 ID:g7H0yJqWo
ージュピトリス シャアの個室ー

シャア「まさか君が木星船団に志願してくるとは。理由はやはり私か」

スミレ「そうです。提督が大佐を補佐してくれと。それにアクシズへの連絡役も必要でしょうから特別に専用回線の許可をいただきました」

シャア「なるほどな」

スミレ「後はハマーンちゃん用にシュネー・ヴァイスとガザCもこちらに搬入してます」

シャア「ガザCもか?」

スミレ「はい。ジュピトリス内でも研究はできますので」

シャア「情報漏洩の可能性は考慮しなかったのか?」

スミレ「木星船団は中立ですので悪用される可能性は低いと思いますが」

シャア「うーむ」

スミレ「あの、マズかったでしょうか?」

シャア「これは私の落ち度でもあるからな」

スミレ「ジュピトリス内に敵対人物がいるんですか?」

シャア「まだ決まった訳ではない。下手に先入観を持って欲しくはないので誰とは言うまい。現に私の知る歴史ではシャアとハマーンは敵対関係になった。しかし今は違うだろう?」

スミレ「ラブラブですもんね」

シャア「ラブラブは余計だが、そういう事だ」

スミレ「分かりました」

シャア「しかし敵はどこに潜んでどこから来るかも分からん。相手の技術力すらもな。だから君にはガンダリウムγの量産とビットの小型化、ファンネルの早期実用化をお願いしたい」

スミレ「ファンネル?漏斗ですか?」

シャア「小型ビットがその形に似ててな。基本的に無線式端末の総称として呼ばれるようになる。それが板状であれミサイルであれな」

スミレ「なるほど。ではそういう方向性で進めましょう」

シャア「できれば研究開発の方も協力したいのだが、私が知るのはあくまで設定のみだ。力になれずに済まない」

スミレ「いいんですよ!ここからは私の仕事ですから。それに大佐がいたからジオンは勝利できたんですからもっと胸を張って下さい!」

シャア「…そうだな」

スミレ「それではさっそくガザの解析に行きますので失礼します」

シャア「私も行こう。この先役に立つ事を学べるかも知れんしな」

スミレ「分かりました。一緒に行きましょう!」

ージュピトリス工廠ー

スミレ「ふむふむ、なるほど」

ガザC「恥ずかしいよ」

シロッコ「これは何かね?」

シャア(げっ!?シロッコ!!)

シャア「…アクシズの試作品だ」

シロッコ「これは…モビルスーツが変型しているのか?」

シャア「分かるのか?」

シロッコ「これでも技術者の端くれだ。アクシズは既に可変型モビルスーツを開発していたのか」

シャア「……」

シロッコ「私にもよく見せて欲しいのだが構わないだろうか?」

シャア「うーむ」

戦いとはいつも二手三手先を考えて行うものだ
1.シロッコにも協力してもらう
2.軍事機密だと断る
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