【艦これ】提督「墓場島鎮守府?」吹雪「その4です!」
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39: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2022/05/22(日) 12:38:47.43 ID:/FOkV/ZAo

提督「そのせいで、俺が見習いで最初に行くことになった鎮守府の主に厄介者扱いされて、妖精と一緒に准尉の階級のままここに来た」

如月「……秘書艦もつけてもらえずに、ね」

隼鷹「はぁあ……!? この島に? 他に誰かいなかったの?」

提督「いたのは妖精たちだけだったな。艦娘もいないし人間は俺一人、あとは妖精たちしかいなかった」

隼鷹「……」ポカーン

提督「で、この島には轟沈した艦娘が流れ着く砂浜がある。俺はそいつらを埋葬してたんだが、ある日その中で生き残った艦娘を保護してな」

提督「その当時、俺は、轟沈した艦娘が深海棲艦になる、って話を知らなくて……」

提督「電話で中将に、流れ着いた艦娘をうちで引き取るって話をしたら大袈裟に驚くもんで、その時に初めてその話を知ったんだ」

如月「……」

提督「でだ、実際にそういうことがあったのか、本当にそうなるかを誰かが確認したのか……中将に訊いたら、そういうことではないらしい」

提督「だったら、この島に轟沈経験艦に住まわせて様子を見よう。ここは幸いにも離島の鎮守府、戦術的にもそこまで重要な場所でもない」

提督「俺が艦娘たちの保護と監視をするから、どうだろうか……と、提案して通してもらったわけだ」

提督「轟沈経験艦を保護するようになったのは、それからさ。おかげで、俺以外に島に住む人間が誰もいない。憲兵にも特警にも常駐を断られた」

隼鷹「無茶するねえ……そこまでする人間、そうそういないよ?」

提督「……そうかもな」


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