【安価・コンマ】1年でネオファンガイアを倒せないと死ぬスレ【仮面ライダーキバ】
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◆FJUYrBdMEQiE
[saga]
2022/05/06(金) 17:38:31.38 ID:Se5uWQ3L0
旭プロは、規模としては中堅といったところだが、事務所そのものは大きくない。
利便性の他はキャラメルミュージックとそう変わらず、外来向けの電話が置かれたロビーなどもないので、俊彦はインターホンで用件を伝えた。
数分してから事務所内の応接室に通されると、そこには、今回の案件で一度挨拶をした相手がいた。
旭プロ側のプロデューサーと、収録を済ませたアイドルだった。
挨拶しようとした俊彦は、その2人を見て、先に別の言葉が口をついた。
俊彦「失礼ながら、事前連絡なしに伺ったのですが、なぜお2人ともこちらに? 磯良(いそら)プロデューサーはともかく、西田さんは普段事務所にいらっしゃらないのでは」
磯良「私どもとしても急なことでしたし、キャラメルミュージックさんから何かあるだろうとも思っておりましたので……この度は本当にすみません」
高峰と見た目同年代の、いかにも真面目そうな男、磯良が、恐縮した様子で答え、頭を下げた。
西田「……」
その隣に座る、長い髪を編み込みカチューシャにしてまとめた二十歳程の女、西田も、倣って頭を下げた。
磯良とは違い、普段通りのツリ目には、申し訳無さや気落ちなどは見て取れなかった。
俊彦「それで」
自身も向かいの席につき、俊彦が切り出す。
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