【シャニマス】摩美々「事務所対抗サッカー大会?」
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61:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 15:19:39.64 ID:+TIzlW0iO
「芹沢さん!」
「はいっす!」
「はっ!そんな簡単に取れられ…」
「はい!!!」
「な!?」
以下略 AAS



62:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 15:20:10.41 ID:+TIzlW0iO
「にへへ、上手くいった」
「ありがとうっす!」
「でも良かったの?自分で取らなくて」
千雪はついあさひに聞いてしまった。彼女の性格的になんでも自分でやりたいのではないかと思ったからだ。
「うーん、そうなんっすけど…一番悔しいのはきっと果穂ちゃんっすから」


63:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 15:20:46.79 ID:+TIzlW0iO
「うぉぉぉお!!」
「くっ…この…」
「渡しません!!!」
果穂は賢い。きっと今回のことだって、何人かが気づいたように、樹里がただ怪我をしたわけじゃないということくらい何となくわかっているはずだ。
「あんた…いつも逆でやってたじゃない…早く…渡しなさいよ…」
以下略 AAS



64:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 15:21:20.42 ID:+TIzlW0iO
「くっ…この…」
「摩美々さん!!!お願いします!!!」
「うん、任されたー」
そしてボールはファンタジスタに渡された。


65:名無しNIPPER[saga]
2022/05/05(木) 16:37:06.23 ID:+TIzlW0iO
「えーっと…」
「あら、簡単には出させないわよ」
相変わらず摩美々には経験者の彼女がマークに付いている。出せるのは咲耶のところか恋鐘のところに絞られている。
「ほら、また王子様に放り入れてみたら?」
「うーん、じゃあお言葉に甘えてー」
以下略 AAS



66:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 16:38:06.95 ID:+TIzlW0iO
「…」
「あれ?イライラしてる?」
「何のことですかー?してませんけどー?」
そうは言うものの、摩美々の声には確かにイラつきの色が入っていた。
「結局あんたもあの娘と一緒か、あの王子様が好きでたまんなくて、ベタベタしてるだけなんでしょ?」
以下略 AAS



67:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 16:38:30.31 ID:+TIzlW0iO
「…」
「あれ?イライラしてる?」
「何のことですかー?してませんけどー?」
そうは言うものの、摩美々の声には確かにイラつきの色が入っていた。
「結局あんたもあの娘と一緒か、あの王子様が好きでたまんなくて、ベタベタしてるだけなんでしょ?」
以下略 AAS



68:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 16:39:25.71 ID:+TIzlW0iO
「な!?私と勝負するつもり!?」
「ううん、まさかー」
その一瞬を摩美々は見逃さなかった。まさかの行動で咲耶のマークが止まったその一瞬を。
「な!?まさか、これを狙って!?」
「…イライラしてたのは認めますけどー」
以下略 AAS



69:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 16:40:13.30 ID:+TIzlW0iO
「ふひひひ、させませんよぉ、咲耶様ぁ?」
シュートコースを消すように立ち塞がる彼女に、咲耶は申し訳なさそうに謝る。
「ごめんね、君はここで『シュートを撃つ白瀬咲耶』でいてほしかったんだよね」
「え?」
咲耶は空中で身体を反転させ、ボールを落とす。彼女は咲耶のことを何でも知っていた。けれど最後には『自分にとって都合のいい姿』を求めた。現実を歪めて、誰よりもかっこいい王子様としての姿を見ていたのだ。


70:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 16:40:54.88 ID:+TIzlW0iO
「決めるのは私じゃなくていいんだ」
「そんな…一体誰に…」
そう、彼女は忘れていた。FWはもう一人いたことを。それも無理はない。彼女は意図的にその存在を『消していた』。この一瞬のために。
「あ、あれは…」
「そんな…」
以下略 AAS



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