【シャニマス】摩美々「事務所対抗サッカー大会?」
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46:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:16:16.91 ID:+TIzlW0iO
「…冬優子ちゃんはこんなことでへこたれないのに…つまんないっす」
「あっ…あっ…あっ…」
まるで『お前が馬鹿にした冬優子に何一つ勝てていない』と言われているようだった。
「覚えておいた方がいいっすよ、こういうの向いてる人と向いてない人がいるんすよ」
きっともう彼女は立ち直れない。アイドルとして再起不能にされてしまった。それはひとえに喧嘩を売る相手を間違えたから。
以下略 AAS



47:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:16:50.68 ID:+TIzlW0iO
「甜花ちゃん、大丈夫…?」
甘奈は倒された甜花に駆け寄る。あれだけ飛ばされてしまったのだ。痛くてたまらないだろう。もしかしたら泣いているかもしれない。
「…った…」
「え?」
「なーちゃん…あいつ…今…煽った…」
以下略 AAS



48:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:17:28.01 ID:+TIzlW0iO
パスはそのまま甘奈に渡る。マークをするのは甜花を潰したあの娘だ。
「は!双子で同じように吹っ飛ばして…」
「なーちゃん、二歩右」
「うん!」
「な!?」
以下略 AAS



49:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:17:54.90 ID:+TIzlW0iO
「甜花ちゃん!」
「うん」
ボールは甘奈から甜花に渡る。
「くそっ!もう一回…」
「にへへ、三歩遅い」
以下略 AAS



50:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:37:20.29 ID:+TIzlW0iO
「どこかに行こうとしたら…反対には行けない…ゲームと一緒…」
「くそっ!舐めんなぁ!」
「もう遅い」
「ナイスー」
ボールはもう一度摩美々に渡る。
以下略 AAS



51:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:37:53.57 ID:+TIzlW0iO
「どうするの?もう一度勝負してみる?」
「…恋鐘!」
「うぇえ!?」
まだ試合も中盤。ここで無理に勝負しなくてもいい。それならさっきのミスを取り返して自信をつけさせる意味でも恋鐘で勝負する。摩美々は一瞬の隙をついてノーマークになった恋鐘にパスを出す。
「う、うわぁぁあ!!」
以下略 AAS



52:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:38:34.15 ID:+TIzlW0iO
「っ…」
まださっきのトラウマから回復していなかった。それを見極められなかった自分のミスだと摩美々は自分を責めていた。
「なんであそこにパスを出したかわかる?」
「はー?空いてたから…」
「ううん、『空けてた』のあの子は何の脅威でもないから、ノーマークにしても絶対に決まらない」
以下略 AAS



53:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:42:16.40 ID:+TIzlW0iO
「ほら、今度はこっちの攻撃だよ!」
怒らせてしまったあさひと甜花のいないサイドを駆け上がる。
「行きます!!!」
「そうはいかないわよ!」
果穂のチェックが追いつく前に大きくセンタリングを出す。
以下略 AAS



54:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:42:54.53 ID:+TIzlW0iO
「よし、決まっ…」
「ねえ、知ってる?私、逆境の方が強いのよ」
「なっ!?」
シュートを蹴る直前、果敢に滑り込んできた夏葉にボールを取られる。少しでも遅ければ足が顔面に振り抜かれていた。そんなタイミングで。
「あんた…怖くないのかよ?」
以下略 AAS



55:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 13:43:29.15 ID:+TIzlW0iO
「ごめん!みんな!オフサイド取れなかった!」
ロッカールームに三峰の謝罪がこだまする。
「私もごめんなさい。もっと早く動いていれば…」
「ううん、千雪姉さんは悪くないって!」
「そう、なら結華も悪くないわね」
以下略 AAS



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