恋「あなたと幸せ」かのん「癒しのひととき」
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8: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:32:13.36 ID:xibKfDOX0
恋「……変われていますよ、ちゃんと」
かのん「……、恋ちゃん」
恋「あなたが信じられないのなら、私が代わりに信じます。もう入試の時のあなたからは、変われているんだと」
恋「それに、あの時だって……あんなにも素晴らしい歌を、聞かせてくれたではありませんか」
かのん「そうかな……」
以下略 AAS



9: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:33:01.36 ID:xibKfDOX0
恋「こんな話を知っていますか?月というものは、自らは光らないそうです」
かのん「……月は太陽の光を受けて光っている、光の受け方によって満ち欠けを繰り返す……だっけ」
恋「はい。一面では月は自ら光ることが出来ず、太陽に頼り切りであるとも言えます」
恋「それでも、夜空に輝く月は確かに美しいもの。時に太陽すらも超えるほどに……」
かのん「……」
以下略 AAS



10: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:33:41.89 ID:xibKfDOX0
かのん「月がずっと光っていたいって思うことは、無謀なのかな」
恋「そんなことはありませんよ」
かのん「でも、太陽がいないと光ることも出来ないのに」
恋「確かに月は、太陽がいないと光れませんが……その光は、昼間にも届いているんですよ」
恋「昼間に光る月など、見向きもされないかもしれません。それでも、確かに光っている」
以下略 AAS



11: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:34:58.33 ID:xibKfDOX0
かのん「……ふふ。恋ちゃんって、もしかして結構な詩人?」
恋「……思い返したら、自分が少し恥ずかしくなってきました」

かのん「そういうところ、かわいいなぁ。……そっか。気付けなかっただけで、ちゃんと光れていたんだ」
恋「ええ。私は、昼間も光るあなたを見ていますから」
以下略 AAS



12: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:35:58.51 ID:xibKfDOX0
恋「もう……ほら、早く横になって」
かのん「わわっ」
恋「大丈夫。きっと、いい夢が見れますよ」
かのん「……ほんと?」
恋「ええ」ナデナデ
以下略 AAS



13: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:36:27.10 ID:xibKfDOX0
恋「……そんなことありませんよ。どんなあなたでも、私はきっと好きになります」
恋「だって……入学したてのあの時から、既に私は惹かれていたんですから」

恋「変わりゆく中でも、あなたの変わらないところ。それが私を惹きつけたんです」
かのん「変わらないところ……」
以下略 AAS



14: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:36:55.20 ID:xibKfDOX0
かのん「ね、ね」
恋「今度はなんですか?」
かのん「いつかさ、絶対……結婚しようね」
恋「……っ、その話まだ続いてたんですか……?」
かのん「それでいつか、みんなの前で言うんだ。葉月かのんですって。……えへへっ」
以下略 AAS



15: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:37:28.70 ID:xibKfDOX0
かのん「ん〜……」
恋「……また何か?」
かのん「そんなすぐには眠れないよー」
恋「先程はすぐにでも寝てしまいそうでしたのに」
かのん「なんかさ……恋ちゃんとお話してたくて」
以下略 AAS



16: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:37:55.69 ID:xibKfDOX0
恋「それでも、まだ不安だと言うのなら。そうですね……」
かのん「恋ちゃん……?んぅ!?」
恋「ん、ちゅ……」
かのん「んーっ、んー……!」ギュ

以下略 AAS



17: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:38:44.65 ID:xibKfDOX0
かのん「……ね、恋ちゃん。お願いがあるの」
恋「かのんさんのお願いなら、なんだって」
かのん「……私のこと、ずっと離さないって約束して。すきって、言って……?」
恋「……これで、いいですか?」ギュ
かのん「もっと。強く……」
以下略 AAS



18: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2022/04/29(金) 15:39:31.70 ID:xibKfDOX0
恋(不安、揺らぎ……例え夢であっても、かのんさんに悲しい顔をしてほしくはない)
恋(私がいることで、かのんさんが安心出来るのなら……離れたりなんて、しませんから)

恋「……眠りから覚めたら、寝覚めにまた口づけを。だから今は、おやすみなさい」


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