魔女「ちょっとこれ届けてきて」魔法使い「んな無茶な」
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31: ◆6Fmh5pZ1wTrf[sage saga]
2022/04/22(金) 23:38:17.96 ID:r5bynuny0
??「泣いてる……あたしと会えなくなるのがそんなに悲しいのか?」

魔法使い「え、あ、お師匠さま!? いや、これはさっき食べたお菓子を思い出してたら、目からよだれが出てきただけです!」

魔法使い「泣いてないですからね!」

魔女「ふぅん……」ニヤニヤ

魔法使い「『鮭とば』ってやつが特に美味しかっただけです! 泣いてませんから!」ポロポロ

魔女「ふぅん……」ニヤニヤ

魔法使い「本当ですよ! ていうかお師匠さまさっき『もう会えなくなるかも』って言ってましたよね!? 何でここにいるんですか!」

魔女「ああ、あれね。あれは単なる魔女ジョークだよ。『次からは気を付けろよ』って釘をさされただけだ」

魔女「魔法警備隊やら青年団やら主に私やらの活躍で奇跡的に死人も出なかったみたいだからね」

魔法使い「えっ!? お師匠さま、釘刺されたんですか!? どこですか!? 私が治しますから!」

魔女「ふふふ、慣用句ってやつさ。さあ、帰ろうか。疲れただろう? 私がおんぶしてやるから、ゆっくり帰ろうじゃないか」

魔法使い「仕方ないですね。私、もうそんなに子供じゃないですけど、特別におんぶされてあげます!」ギュッ

魔女「ふっ、あたしから見たらいつまでも子供だよ。そういえば魔法使いは魚が好きだったな。刺身でも買ってかえるか?」

魔法使い「本当に!? いいんですか!?」

魔女「ああでも、お菓子でお腹いっぱいか」

魔法使い「それは別腹です!」


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