【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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979: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/06/23(木) 20:49:10.52 ID:5L/Kr65C0


_______ブゥゥゥゥン


コックピット内部の装置の数々が突然に息を吹き返した。
外殻を覆っているネオン管が俄に灯り出し、中からは駆動音も聞こえ出す。
途端に熱を持った装置の数々が内部の空気を一変させた。


『今、中央制御に切り替えたからオマエラの乗っているエグイサルは全てボクの支配下にあります! 後はどこへ連れて行くもボクの思いのままってわけ!』


その言葉通り、これまで仏像のように微動だにもしなかったエグイサルがいよいよ体勢を変えた。
手足を小刻みに動かして旋回、私の眼前には開け開かれたワダツミインダストリアルの入口が姿を現した。


『それでは地の底の学級裁判場まで、283プロご一行をご招待〜〜〜!!』


エグイサルの性能を侮っていたのだと悟った。
私があの晩に見た姿はまだ試運転レベルの話。
エグイサルの兵器としての性能の1割も見てはいなかったのだろう。

私たちを乗せたエグイサルは、宙を飛んだ。

歩くでもなく、走るでもなく、【跳んだ】のだ。
俊敏な動きで連続して跳ね、外の景色はみるみるうちに変わっていき、あっという間にモノクマロックへとたどり着いた。




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