【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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903: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/06/22(水) 21:30:10.85 ID:SuCOeezb0

智代子「……あれ、そういえばルカちゃん」

ルカ「あ? どうしたよ」

智代子「あさひちゃん、今日は一緒じゃないんだね」

ルカ「あさひ……?」


今朝の私は完全に抜けていた。
傷ついた自分の体を慰めるのに夢中だったのか、
荒れ果てたかつての相方を見て傷心を引き受けたからか、
悲運を悲運と見ない滑稽とすら感じる開き直りに感化されたからか、
この日ばかりの私は、かつての鋭さの全てを失った形でここに座っていた。
絶対に見落としてはいけないものに、視界の外にいることを許可してしまった。


ルカ「だ、大丈夫だろ……すぐに来るって」

智代子「……行ってあげて、ルカちゃん。不安な気持ちを隠す必要なんかないよ!」

ルカ「……誰が」

恋鐘「素直にならんね、もううちらん前でカッコつける必要なんかなか!」

ルカ「……チッ!」


なぜ手綱を離してしまったのだろう。
散々冬優子から聞かされていた『神出鬼没』、行動の予測がまるでつかない芹沢あさひという存在。
誰よりも彼女の理解者たる冬優子ですら、匙を投げていた。
それにこの島のルールという危険因子が絡んでいる今、ほんのわずかな間の所在なさですら私たちの血の気を引かせるには十分すぎた。

音を立てて引いた椅子、その足を蹴飛ばすようにして入り口へ。
もつれかける足取りも他所に、ドアノブに手をかけた。
そこで思いっきり引けば、あの嫌味ったらしい快晴の太陽が私たちを見下ろしている。



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