【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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889: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/06/21(火) 23:36:21.38 ID:lnzqQySY0

【ジャバの天然塩を渡した……】

智代子「おぉ……まさに塩、そのもの……」

ルカ「……流石に直は行くなよ?」

智代子「い、行かないよ! こういうのは料理にちょいたしするからこそ美味しいんだって、ちゃんと知ってますから!」

ルカ「あぁ……天ぷらにつけたりな」

智代子「そうそう! 調味料をちゃんと使えてこそいっぱしの料理人だよ!」

ルカ「どこに料理人がいんだよ」

(まあ、普通に喜んだか……)

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智代子「クッキーもいいな〜、でもやっぱり定番のアーモンドチョコも外せないし……」

ルカ「……太るぞ?」

智代子「太らないよ! ……いや、太るんだけど……!!」

ルカ「……はぁ」


そういえば、花火大会の時もこいつはこんな具合だったか。
ほんの一晩の催しだというのに、食いきれないほどのお菓子をこれでもかとカゴに放り込んで。
それが本当に一晩でなくなってしまったのだから驚きだ。


智代子「だ、大丈夫! ばっちり運動すればいくら食べても大丈夫だって、昔の偉い人が言ってたし……!」

ルカ「どこの誰が言うんだ、そんな煩悩丸出しの言葉」

智代子「ま、松平……定信……さん……?」

ルカ「大飢饉凌いだ偉人に何言わせてんだ」


ふざけたことをしゃべりながらもお菓子をカゴにぶち込む手は止まらない。
いつものこいつなら、ただ欲望のままに動いているだけとしてみるのだが。


ルカ「……」

智代子「とにかく元気をつけなくっちゃ! 甘いものはいつだって私たちの味方だよ!」


……流石に今回限りは、私も邪推してしまう。
ついさっきまでの表情を裏返したような明るい言動。
自分の好きなものを選び取ったかごに入れていくその動作が、なんだかいつも以上に幼く見えた。
きっとそれは私の目が曇っているから。
先入観や偏見と言ったものを捨てきれない私だから、こいつの動作を『痛ましい』と感じてしまうのだろう。


ルカ「……なあ」


1.吹っ切れたのか?
2.もう全部、解決したのか?

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