【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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851: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/06/18(土) 23:17:07.86 ID:hWUH9Ue/0

どこの教室に通ってもいない、誰にも師事をしていない、ぶっきらぼうで直線的なボールペンの字は私がスケジュール帳に殴り書いた文字と完全に同一。
だが、当然ながら身に覚えなんてない。
私はあの時扉を開けたのは、あさひの様子を見に行くため。
それにアポイントなんかとるつもりもなかったし、そもそも人の都合を伺って訪問をするような几帳面な人間でもない。
それなのに、その筆跡には数年着古したジャケットにそでを通した時のような順応感があった。


透「……この手紙があったから、きっとルカさんが来るもんだと思って」

ルカ「違う、私はこんなの出しちゃいねえ……」

透「……えっ」

ルカ「意味わかんねえ……なんで、なんで私の文字でこんなのが書かれてやがんだ……!」


夢遊病の類いだろうか。それとも別人格?
私が無自覚なうちにこんな手紙を書き記して、浅倉透の部屋に投函してしまったのかもしれない。
……そんなわけない、あるはずがない。

まだ傷がふさがっちゃいない、手のひらの包帯はすっかり血に染まって真っ赤だった。


ルカ「……わけわかんねえ……これを美琴が用意したってのか……?」

透「……」



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