【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
↓
1-
覧
板
20
791
:
◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/06/11(土) 23:34:12.87 ID:LUS5eqqE0
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そこから何分が経っただろうか。
辺りに鳴り響いていたブザーが鎮まり、地響きも完全に収まった。
とりあえずは、凌いだということなのだろう。
私の視界にもゆっくりと星明りが差し込んでくる。
「……危ないところだったね」
ゆっくりと視界がその明るさに慣れていく。
目の前に立つ長身のシルエット、その全貌も見えてきた。
グラデーションがかった毛先、赤と黒のブルゾン、あのころと変わらないペンダント……
「美琴……オマエ、どうしてこんなところに」
やっぱり緋田美琴に変わりない。
「ちょうど用事があって立ち寄ったところだったの。でもちょうどよかった、ルカには死んでほしくないから」
(私、には……)
その瞳には、かつてのハイライトはもう灯っちゃいない。
「用事ってなんなんだよ、こんな島に何の用事があるって……」
「分かってるでしょ?」
「……!」
美琴の肩には頑丈なつくりをしていそうなバッグがかかっていた。
最近はやりのフードデリバリーのカバンを小ぶりにした代わりにポケットを増やした感じだ。
そのポケットの所々から、何か柄のようなものが見えているのが、嫌。
「私も口だけじゃいられないから。そろそろちゃんとしないと」
「ざけんな……冬優子の裁判の時の私の言葉、忘れたとは言わせねえぞ……!」
「殺しを誰かが企んでも、残りの6人で止める、だっけ?」
「そうだよ! だから、美琴もいい加減に____」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/764.73 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1649764817/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice