【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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679: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/05/22(日) 20:40:23.18 ID:6yJfGnKD0

智代子「……ふゆちゃん、もう聞かせてもらえるよね?」

冬優子「……ああ、話さないといけないわね」


園田智代子はただの遺された者ではない。
一度黄泉より舞い戻ったと思った有栖川夏葉、その期待と喜びを踏み躙られるような形で奪われてしまった。
冬優子の犯行によって生じた精神的ダメージはそれだけ大きい。
それを裁判の最中、進行のためにと不意にされたことを芳しく思っていないのが見てとれた。


智代子「さっき……学級裁判中、ふゆちゃんは言ってた。この殺人は夏葉ちゃんも望むところだったって」

冬優子「ええ、言ったわ」

智代子「本当に……そうなの? 夏葉ちゃんは自分から、ふゆちゃんに殺されにいったの?」


だが、冬優子は園田智代子の言葉を前にして少しためらうような素振りを見せた。
その言葉は間違ってはいないが、中央を正面から射止めたわけではない……そんな表情だ。


冬優子「いや、そうじゃないわ……死はあいつも望むところだったけど……ふゆもそうだったの」

智代子「えっ……?」


そして実際冬優子が口にしたのは、これまでの想定とはまた異なった事実だった。



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