【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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287: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/05/06(金) 21:23:09.67 ID:OQT/+f4M0
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私がこいつの背面を確認したのには大きな理由がある。
それは、生前にもこいつが意気揚々と発表したとある機能だ。


ルカ「おやすみスイッチ……どこにあるんだ?」


人間ではなくなったその体に睡眠は必要なのかと求められたときに、疑似的に人間の睡眠を再現する仕組みがあると教えられた。
タイマーを設定すればその時間通りに眠り、目を覚ます……
それが本当に睡眠と言っていいのかは少し言葉に詰まったが、それと同時に言っていたのが『おやすみスイッチ』だ。

押された瞬間にメカ女は強制的にスリープモードになり、一定の時間が経つまでは完全にシャットダウンとなってしまうらしい。
もし、それが事件のさなかで押されていたのであれば……犯人がどんな手口を取ったのかを明らかにすることができる。


透「確か、背中側だったよね」

雛菜「この人にとってはすごく大事な急所だったわけでしょ〜? だったらそんなに見つけやすいところにはないよね〜」


衣服の下などを重点的に調べてみた。
すると……背面部のかなり下、人間であれば広背筋の中央に当たる部分に……あった。
ガラス窓で守られたボタンには『押すな』のお触書。


透「……押されてるよね、これ」


そのガラス窓は、強引に指で押し割られた形跡があった。




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