【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/05/06(金) 21:18:35.26 ID:OQT/+f4M0
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【胴体部】
生前の抜群のプロポーションを形だけ準えたような無機質な胸板。
そこには彼女の努力で練り上げた筋肉も、芸術品のようにしなやかな動きも存在しない。
他の身体と切り離されて落ちている今となっては、もはや人間の胴体であることも疑わしいぐらいだ。
オイルの海に落ちているそれは座礁した船のようにも見えた。
透「あ、これ……使って」
ルカ「ん……ゴム手袋か?」
雛菜「なんか雛菜の看病してくれてた時のやつらしいです〜」
(絶望病の時のやつか……)
とにかく、オイルを素手で触ると後が厳しい。この手袋は助かるな。
浅倉透から受け取ったゴム手袋を装着し、胴体部を持ち上げた。
雛菜「なんだかこのパーツ、焦げ臭くないですか〜?」
ルカ「ん……? 言われてみれば、たしかに……」
辺りに撒き散らされているオイルの匂いが激しいので若干気づきづらいが、確かに匂いの中に焦げ臭さが混ざっている。
それに注意してみてみると、胴体部のパーツの部分部分は茶黒い焦げ跡のようなものが着いているのも確認できる。
これはなんだ……?
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