【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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192: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/04/28(木) 23:16:28.24 ID:7IvLQWSG0
1 選択

【希望ヶ峰の指輪を渡した……】

冬優子「……」

ルカ「……」

冬優子「……」

冬優子「………………」

冬優子「………………………………………………………………ありがと」

【PERFECT COMMUNICATION】

【親愛度がいつもより多めに上昇します!】

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居心地の悪い静寂が続いて、もうどれだけ経っただろうか。
一応の気遣いから入れてくれた珈琲にも手付かずで、あれだけ主張の激しかった湯気すらもうほとんど観測されない。
冷め切るだけの時間はもう十分に経ってしまっていた。


冬優子「……前回あんたに謝ったの、結構後悔した。あんたはふゆのこと気遣って拙い言葉で励まそうとしてくれてたと思ってたのに、まさかあんな罵倒のされ方をされるとはね」

ルカ「……冬優子こそ、私と美琴のことであんな風に思ってたなんてな」

冬優子「まどろっこしいのはお互いもうやめにしましょ、今ふゆたちがお互いに求めているのは謝罪なんかじゃない。お互い腹の内をさらしたんだから、やることはただ一つ、そうじゃない?」

ルカ「……おう」


同族であることの因果は思ったより強烈らしい。
どれだけお互いを傷つけあっても、憎しみあっても、お互いの考えてしまっていることは分かってしまう。
冬優子の口にする、ただ一つの結末なんてのも、もう分かり切っている。


ルカ「絶交だな」

冬優子「当然、あんたと友達なんてやってられないっての。自分自身を見てるようで気持ちが悪いのよ」

ルカ「こっちもだ、目障りな存在がいなくなってせいせいする」


関係の清算。それしか行きつく先はなかった。
お互いこのままズルズルと負の感情を引きずったまま行くよりは、よっぽどマシ。
それぞれが目隠しをして、耳をふさぐことで穏便に事は収まる。
人間関係ってのはそういうものだって、私たちは痛いほどよく知っている。




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