【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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167: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/04/28(木) 21:16:58.86 ID:7IvLQWSG0
1 選択

【壊れたロケットを渡した……】


夏葉「こ、これは……本物の、ロケットなの……?」

ルカ「みたいだな、見ての通り錆びついちまってるから使えたもんじゃねえけど」

夏葉「物騒ね……ひとまず預かっておくわよ」

ルカ「え? お、おう……」

夏葉「なるほど、オーパーツのようなものなのかしら……」

ルカ「……何をそんなに見てんだよ」

夏葉「……調べてみる価値はあると思うの、ここに記された歴史、そして干からびた時間」

夏葉「もしかすると、私たちにとって何かプラスなものになるやもしれないじゃない?」

(まあ、普通に喜びはしたか)

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こんな言葉をかけるべきじゃない。
それは流石に私でもわかっている。
こいつはこいつの選んだ道に後悔などしていない、むしろそれを誇りに思ってすらいるだろう。
でも、その妙に金属光する体を見ると、こう呟かずにはいられない。


ルカ「……お前、人間に戻りたくないのか」

夏葉「ルカ、よしてちょうだい。そんな現実離れした夢を口にするなんてあなたらしくないわ」

ルカ「……でもよ、今のお前の体に元々のお前だったパーツなんて何一つ残ってない……そんなの、お前_______」

夏葉「今の言葉、透の前で口にするのは控えてちょうだいね」

ルカ「……!」

夏葉「私は選択を後悔しない。あの時動いていなかった方が後悔をしていたし、それに今はみんなを守るだけの力を手に入れた」

夏葉「断言できるわ、私がこの姿になったのは正解だと」


流石はアンドロイドと言ったところだろうか。
覚悟を示すその仁王立ちは、人間のそれ以上に全くと言っていいほどに微動だにしない。
体に通うものの違いが、その両脚に確かな根を張らせていた。

でも、その芯は私たちのよく知るものと同一だ。
信念という言葉が、称するにはふさわしい。


夏葉「でもね、やっぱり人間の体のほうがよかったことだってあるの」

ルカ「……」

夏葉「人間の時には当たり前だったことでも、今の私ではそうじゃない」

夏葉「そのことに切なさを感じなくはないわ」


1.飯が食えねえのは辛いよな
2.飲み物が飲めねえのは辛いよな

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