【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/04/27(水) 22:12:25.54 ID:zxi6pPCO0
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≪island life:day 18≫
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【ルカのコテージ】
キーン、コーン…カーンコーン…
『えーと、希望ヶ峰学園歌姫計画実行委員会がお知らせします…』
『オマエラ、グッモーニンッ! 本日も絶好の南国日和ですよーっ!』
『さぁて、今日も全開気分で張り切っていきましょう〜!』
あの後、棚を確かめたが薬品が持ち出された形跡はなかった。
私がすんでのところで止めたコトキレルX、あれ以外には手もつけていなかったらしい。
危ない淵だったのだとホッと胸を撫で下ろす。
だがきっと、この危ない淵は終わってなどいない。
美琴は何度も何度もその際に立ち、少しでも風が吹けばそこから落ちてしまう。
その手を掴んで、こっち側に引き戻さねばならないのに美琴は何度もその手を振り解く。
「クソ……病みそうだ」
……まるで、以前までの私だ。
美琴との解散を皮切りに勝手に自分の中で歪んだ感情を募らせて、接触という接触を拒んで認知も歪ませた。
他の誰の言葉にも耳を貸さず、自分だけが正しいんだと自己暗示をかけた。
要は、終わっていた。
私は美琴にそんな風になって欲しくない。
美琴は誰よりも華々しいステージが似合う女だ。
眩いばかりのライトの中で汗を散らし、声を枯らし、踊る姿に目を奪われる。
あいつが着るのは血に塗れた真紅のドレスなんかじゃなくて、スパンコールを散らしたステージ衣装だ。
「……チッ」
面倒、見てやらねーと。
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