【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.3
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145: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/04/27(水) 21:54:17.99 ID:zxi6pPCO0

【戦いなき仁義を渡した……】


透「おー、映画のDVD。やるね」

ルカ「お前、映画とか好きなのか?」

透「うん。映画館とか結構行ってた」

ルカ「……過去形?」

透「吹き飛んじゃったんだよね、映画館。爆弾で」

ルカ「はぁ……?」

透「冗談」

ルカ「……わけわかんねー」

【PERFECT COMMUNICATION】

【いつもより親愛度が多めに上昇します!】

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こいつの存在を許容するとして、そのうえでどうしても気になることがある。


ルカ「なあ、コピーってのは……その、どういうことなんだ?」

ルカ「本物と全く同じ記憶と人格を持った存在ってのは……お前は、人では……あるんだよな?」


そんな言葉が出てきたのは、きっと変わり果ててしまったメカ女と言う存在があるからだろう。
目の前の人間も薄皮一枚剥けば金属製の骨格が姿を現さないとも限らない。
こいつが、そうでないという確証もないのだ。


透「えー、人じゃん。どうみても」

透「手も足も、二本ずつ。目玉だってほら、丸いし」

ルカ「そういう意味じゃなくてだな……」

透「……私が、『浅倉透』になる前……の話?」

ルカ「……!」


どんな電子機器でも、それを制御するOSを入れる前には、入れるための器となる素体があるわけで。
人間と言う存在が、人格を何かに埋め込んで成立するのなら……『浅倉透』にそれを明け渡した前任がいることになる。
私たちはその考えから自然と意識を背けていた。


透「……私が人だって証明するなら、それがいるか」

ルカ「よくもまあ平然とそんなことが言えるよな」

透「まあ、もう今更じゃん?」


屈託のない笑顔を浮かべるその顔が、なんだか妙に無機質に感じた。


透「……でもね、言ったじゃん。記憶は浅倉透本人と全く同じ。もともとあった記憶に上書きされる形で私はこうなった」

透「……前が何かなんて、知らないんだ」

ルカ「……!」


1.後悔はしてねーのか?
2.もともと前の人格なんてなかった、とか?

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