豊川風花「140日に1度のチャンス」
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69: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 07:34:30.80 ID:f8skqbci0

このみ「え? 抱きしめ合っただけ? そ、それで終わっちゃったの!?」

 翌日、結局あの後どうなったのかを聞かれ、私は正直に3人に真実を答えた。
 抱き合った後、なんだか急に恥ずかしくなり私たちは離れ、でも彼はずっとうちにいてくれて色々な話をした。
以下略 AAS



70: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 07:52:23.36 ID:f8skqbci0
莉緒「そうだったわ。ほら、例の140日に1度しか2人のオフが重ならないって話よ」

歌織「2人がつきあい始めたのは、この4人の間だけの秘密にしておくことにして、でもさすがにつきあってるのに140日に1度しか一緒に同じ時間を過ごせないのは可哀想じゃない」

このみ「私たちの間だけならオフを調整してあげるから、せめてもう少し2人が一緒にいられるようにしてあげようって相談したのよ」
以下略 AAS



71: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 07:56:13.09 ID:f8skqbci0
歌織「ど、同棲!?」

莉緒「それも昨夜からもう!?」

このみ「ふ、踏み込んだわね……!!」
以下略 AAS



72: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 07:59:36.84 ID:f8skqbci0

 ただ最後にひとつだけ、私と彼との間において思わず苦笑いしてしまうようなエピソードがあった。
 彼とつきあい始めたこと――そして同棲していることは、私と歌織さんたち3人と彼の5人だけの秘密だったが、意外なことから意外な人にそれが漏れ、そして更に意外な事実が明らかになった。




73: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 08:02:18.96 ID:f8skqbci0

千鶴「あの、風花……もし間違っておりましたら申し訳ないのですけれど」

風花「なに? 千鶴ちゃん」

以下略 AAS



74: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 08:04:32.08 ID:f8skqbci0
千鶴「あ、心配はいりませんことよ。ちゃんとみなさんわたくしの場合と同よ……い、いえ、分別をわきまえた方々でらっしゃるからどこにも話したりはしておられませんし、私も口外しないようお願いいたしましたから心配もありませんことよ」

風花「そ、そうなんだ。ありがとう千鶴ちゃん。そ、そうなの実は……少し前からおつき合いを。それでその、今は一緒に……住んでいて」

千鶴「やはりそうでしたのね」
以下略 AAS



75: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 08:09:02.01 ID:f8skqbci0

P「どうも」

店長「お、またアンタかい。いつもありがとうな」

以下略 AAS



76: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 08:12:49.40 ID:f8skqbci0

風花「毎週、山のようにDVDを買って……え?」

千鶴「プロデューサー、風花の部屋にそんなに持ち込んではおりませんわよね? なんでも英雄おじちゃんの話によると……」

以下略 AAS



77: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 08:13:54.64 ID:f8skqbci0

店長「しかしアンタ、そんなDVDをたくさん買い込んで、場所に困らないのかい?」

P「それが大丈夫なんですよ。元々住んでいたアパートに最近、DVDを置くようにしましてね」

以下略 AAS



78: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 08:21:31.71 ID:f8skqbci0

千鶴「と言ってたので、もしかして商店街に来ている2人が風花とプロデューサーなら同棲をはじめたのではないかと気づいたのですわ」

 千鶴ちゃんには改めて口止めをし、商店街の方々にも同様のお願いとお礼してもらえるように述べた。
 そして私は彼に、ちょっと不貞腐れたかのような表情で聞いてみた。
以下略 AAS



79: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/10(日) 08:24:52.15 ID:f8skqbci0
 私としても、本気で彼がDVDの置き場を作るために私と同棲を始めたのではないことはわかっているが、慌てて弁明をする彼はちょっと可愛らしい。
 仕事の場ではなかなか見られなかった、新鮮な表情だ。

風花「……本当ですか?」

以下略 AAS



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