49: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:32:31.63 ID:sRuakiC/0
その後は落ち着いたのか、歌織さんはさっぱりとした口調になって、今日なにがおこったのかを話してくれた。
P「すごいのに乗ってくるんじゃないかとは思っていましたが、ヴァンキッシュですか」
50: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:33:36.12 ID:sRuakiC/0
歌織「ちょっと新鮮ですね、この車の助手席に乗るのは」
P「いつもこれを運転しているわけですか。すごいな」
51: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:34:29.76 ID:sRuakiC/0
風花「……」
莉緒「え? な、なんかいい雰囲気だったんじゃない?」
52: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:35:15.00 ID:sRuakiC/0
P「まだ浅い時間ですけど、どこか行きたい所とかありますか?」
歌織「……言ってもいいんですか?」
53: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:36:46.66 ID:sRuakiC/0
風花「!」
莉緒「プロデューサーくんの自宅訪問?」
54: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:37:39.38 ID:sRuakiC/0
莉緒「そういうの、女子力のポイント高いわよね!」
このみ「そうね。でも意外にきれいだったのね」
歌織「最初はそう思ったんですけど、クローゼットからガタッて音がして」
55: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:38:18.56 ID:sRuakiC/0
歌織「今、なにか音が……」
P「あー……い、いや。そこは……」
56: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:39:23.29 ID:sRuakiC/0
このみ「な、なんだったの!?」
歌織「DVDです。比喩でもなんでもなく、山のような映画のDVDがクローゼットを開けたら崩れ出てきて」
57: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:40:10.95 ID:sRuakiC/0
歌織「これだったんですね? 私に待っててくれっておっしゃったのは」
P「え、ええ。足の踏み場ぐらいは確保しないと、と……」
58: ◆hhWakiPNok[saga]
2022/04/09(土) 14:41:16.92 ID:sRuakiC/0
歌織「そこまでは楽しかったんですよ。例えば……」
歌織「このバスケット・ケースという映画は、ジャンルはなにになるんですか?」
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