ダンテ「学園都市か」前時代史(仮)
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73:名無しNIPPER[sage saga]
2022/03/22(火) 00:49:45.34 ID:XVB8s0iW0
しかしここで一時、事態が急変した。
実に間が悪いことに、エーシルの分離、
さらに少ししてロキたちの隠遁という出来事が起きたのである。

ロキとロプトの虚無への隠遁、
それは彼らが存在しなくなったも同然であるため、
そのOMNEの力の利用によってジュベレウスを復活させるという
狙いも目処が立たなくなってしまった。

これを受けて、魔神派内は一気に主戦論が強まった。
やはり現状のままでは道はない、
ここは賭けにでて主神派を排除し、我々が天界を仕切りなおすと。
そして「眠っているジュベレウスを傷つけずに主神派を皆殺しにする作戦」を模索しはじめた。

主神派は衝撃をうけ、魔神たちと友好的な派閥の神々に説得を頼んだものの無駄だった。
友好派閥がどれだけ説得しても魔神派は逡巡すらせず、
逆に戦後の「新天界」についての話し合いをもちかけてくる有様だった、
一方で各派閥は主神派にも譲歩するよう訴えたが、
こちらもやはり受けつけはしなかった。

両派とも意志は固く、もはや開戦は避けられなかった。
そうしていよいよ全天が覚悟を決めていた時、
ここでまたもや転機が訪れた。
それは混沌界、もとい「人間界」に、
密偵として潜っていたある魔神の働きだった。



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