AIのべりすとで遊んでたらFGOの二次創作が完成した
1- 20
15:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 03:39:43.92 ID:gkFZhmre0
呟きを終えると、ダークワンは藤丸たちに向き直り、

「すみません。目的は予行演習、リハーサル。ていうかデア違いでした」

「…は?」

「お騒がせしましたー……」

ゆらゆらと鎌首を振りながら、ぼんやりと薄らぐダークワンの姿。

「ちょっと待て」

次の瞬間、その姿はかき消えた。

「何です?」

「聖杯よこせ。持ってるんだろ聖杯」

声だけが残ったので返事する藤丸。

しばしの沈黙。やがて声がぼそりと言う。

「いっこしかないんで、お断りしますー…あ、メトロン茶飲んでいいんで」

「いらない」

「じゃあ返して」

ぱっと消える2本の眼兎龍茶。自分のを回収するのはしっかりしててムカつく。

「……あ、ちょっと。私から一ついい?」

「はい!はい、はい、何でしょう!トリスタン様?好き」

「タガが外れたら気持ち悪いなテメェ!……あー、その、察するに…オマエも私を召喚したマスターか?」

「そうですね…応えてもらい、絆を結びました。私の思い込みでなければ」

「そっか…ど、どんな感じ? そっちの私は……」

「……可愛いです。他の誰よりも、何よりも」

はっきりとした静かな声。誓うように厳かに。

それきり声は聞こえなくなった。呼びかけても、反応がない。

ふとバーヴァン・シーがぽつりと漏らす。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
18Res/15.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice