AIのべりすとで遊んでたらFGOの二次創作が完成した
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名無しNIPPER
[saga]
2022/03/11(金) 03:39:43.92 ID:gkFZhmre0
呟きを終えると、ダークワンは藤丸たちに向き直り、
「すみません。目的は予行演習、リハーサル。ていうかデア違いでした」
「…は?」
「お騒がせしましたー……」
ゆらゆらと鎌首を振りながら、ぼんやりと薄らぐダークワンの姿。
「ちょっと待て」
次の瞬間、その姿はかき消えた。
「何です?」
「聖杯よこせ。持ってるんだろ聖杯」
声だけが残ったので返事する藤丸。
しばしの沈黙。やがて声がぼそりと言う。
「いっこしかないんで、お断りしますー…あ、メトロン茶飲んでいいんで」
「いらない」
「じゃあ返して」
ぱっと消える2本の眼兎龍茶。自分のを回収するのはしっかりしててムカつく。
「……あ、ちょっと。私から一ついい?」
「はい!はい、はい、何でしょう!トリスタン様?好き」
「タガが外れたら気持ち悪いなテメェ!……あー、その、察するに…オマエも私を召喚したマスターか?」
「そうですね…応えてもらい、絆を結びました。私の思い込みでなければ」
「そっか…ど、どんな感じ? そっちの私は……」
「……可愛いです。他の誰よりも、何よりも」
はっきりとした静かな声。誓うように厳かに。
それきり声は聞こえなくなった。呼びかけても、反応がない。
ふとバーヴァン・シーがぽつりと漏らす。
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