6:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:45:25.07 ID:sYfog+lvO
私の心配をよそに、映画は物語の始まりまで来ていた。若い男が2人並んで歩いている光景が映っていて、その右に章題が記されている。
第4章
「昏睡レ◯プ！野獣と化した先輩」
7:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:46:16.19 ID:sYfog+lvO
圭一「野獣と化した先輩ってことは、きっとあの2人が後輩の女の子をって展開だな」わくわく
レナ「むりやりはよくないかな…かな///」
魅音「れれれれれ！？れれれれれ！！？？」
8:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:47:31.93 ID:sYfog+lvO
物語は進み、2人の男が大きな家に入り談笑するシーンまで来た。会話から察するに2人は水泳部らしい。
圭一「おおお！スク水か！？競泳水着かぁ！！」
圭一が興奮している。無理もない。私も内心そうだからだ。かつてのループで父のビデオを見たことがあったが、流石にこの手の物は初めてである。
9:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:48:46.69 ID:sYfog+lvO
………。理解が追いつかない。
屋上で焼く？バーベキューでもするのだろうか。その疑問だけはすぐに解消された。次のシーンで男2人が日光浴を始めたからだ。しかし何故男2人で？
圭一「あ、あれ？スク水のおねいさんは？」
10:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:50:01.36 ID:sYfog+lvO
男がアイスティーを飲まないかと提案し、台所まで移動して、サッー！っと迫真ささえも感じられる勢いでアイスティーに何か粉を混ぜた。おそらくは、もう1人を章題通り昏睡させるための薬だろう。そうなると次は…
魅音「みみみみんな！もうやめよう！おわりー！おわりぃー！！！」
というところで、魅音がストップをかけた。きっと沙都子もいるしこれ以上はと配慮をかけたのだ。しかし、
11:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:50:49.82 ID:sYfog+lvO
魅音「れ、レナ？」
レナ「勉強だよ、きっとこんなの見る機会なんて多分二度とこないよ。こういう世界もあるんだって知るのは悪いことじゃないんじゃないかな？かな？」
魅音「え、えーと」
12:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:52:04.69 ID:sYfog+lvO
皆の覚悟が決まり魅音は再生を押した。
案の定薬を盛られたトカゲ似の男がふらつき、もう1人の汚い男に抱えられた所でシーンが切り替わる。次のシーンは…ベッドシーンだ。汚い男がトカゲ男に覆い被さりもう1人にキスをする。この絵面は強烈だ。
「先輩！何してるんですか！？」
13:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:53:18.07 ID:sYfog+lvO
そして、遂に行為が始まった！
それは余りにも凄まじい光景で…
全ては語りたくないのである程度割愛するが、
14:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:54:44.18 ID:sYfog+lvO
どんなものにも終わりはある。この映画もいよいよを持って2人の男が幸せそうにキスをするシーンで終わりを迎えた。始めは無理矢理だったがまあ終わりよければいいんじゃない？知らないけど。
「…」
みんなしゃべらない。余韻に浸っているか、何を話していいかわからないのだろう。おそらく後者だ。最初に口を開いたのは圭一だ。
15:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:56:01.06 ID:sYfog+lvO
それから皆で片付けをし、その日は解散となった。帰り道、当然の如くあの映画の話題になる。
そこで始まったのが、
レナ「なんかさ…やたらベッドの枕がデカくなかったw？」
16:名無しNIPPER[saga]
2022/03/11(金) 00:57:09.39 ID:sYfog+lvO
さらには魅音が、
魅音「ねえみんな！実は詩音のビデオ、まだあるんだ。だから、ま、まずうちさぁ、ビデオぉ、あんだけど、明日も見て行かない？」
圭一「ああ！いいっすねぇ！」
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