メンドクサイフェアリー「千早さん」【ミリマス】
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21: ◆0NR3cF8wDM[saga]
2022/02/24(木) 23:46:53.89 ID:4YP3arUq0
――なるほど! それは確かに納得のいく言葉ですが……敢えてそちらではなく、親愛、と
紬「はい。
そ、その、勿論、千早さんは尊敬できる方ですし、私にとっては大先輩で、貴重な教えを賜ることも多く、お師様と形容するに間違いのない存在ですが……」
――ですが?
紬「恐らく、千早さんはそれを望んではいないだろう、と。
高校生の一人暮らしという共通点から、千早さんとは、畏れ多くも、お仕事以外の面でも親しくさせて頂いております。
私生活での千早さんは、みなさまご存じの通り努力主義ではありますが……年相応の所もあり、また、うら若き女性として承知できかねる所もあり……
女の子なんです。
千早さんも。私たちと同じ。
朝、髪を梳いて差し上げると、ついつい鼻歌が漏れてしまうような。
普段ジュースで済ませるという朝食に、鮭の塩焼きやお味噌汁、だし巻きが並ぶと『わー!』と声を挙げてしまうような。
ついつい食べ過ぎてしまって、お行儀悪くもそのまま床に寝転がってしまうような。
コーヒーを淹れようとして……」
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